ジファスコーポレーションは、国際養殖産業会の専門家、研究者などを中心に、その成果である魚介類の安心・安全な生産体制を具体的なシステムや方法論として凝結させ、あまねく社会へ普及するために設立されました。
食料の安定供給体制の重要性が叫ばれるなか、日本の食文化の一翼を担うこれからの水産物生産者は、たんに量的な生産体制を追求するのではなく、地産地消、安心・安全、トレーサビリティという生産物の品質や透明性に対する社会の強い要請に、着実に応えていかなければならないと考えています。
また、今回の東日本大震災によって、図らずも甚大な被害を受けられた東北各地の水産業の皆さまに対する支援もしっかりと視野に入れ、陸上養殖という切り口から、社会貢献を第一義として活動を展開していくことも、その使命であると心得ています。
こうした姿勢を基本に、私たちジファスコーポレーションは、高い技術力と科学性を追求しながらも、透明性が高く、自然の生態系パワーをフルに活かしたクリーンな生産体制を陸上において再現すると同時に、その進化・高度化に対して、あくなきチャレンジを続けてまいります。
さらには、システムの展開にとどまることなく、それらの普及を通じて、陸上養殖への正しい理解や安全思想・運営哲学の普及、生産や品質管理に対する正しい知識、高度な生産体制を中核とした持続的な事業経営への支援、および水産に関する教育啓蒙なども視野に入れ、地域の水産・食文化の活性化に尽力してまいる所存です。 これからもジファスコーポレーションをよろしくお願い致します。
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